D-45 Jacaranda / 1969

＊＊コチラの商品は店頭非展示品となっております。ご希望のお客様はスタッフまでお声がけください。＊＊ マーチン"D-45"はカントリーシンガー"Gene Autry(ジーン・オートリー)"からのからの特別オーダーから生まれたマーチンギターの最高級機種。1933年から1942年の間に91本が製造された後、1度その幕を閉じます。その後、マーチンギターの広報・研究家として活躍したMike Longworth(マイク・ロングワース)によって1968年に再生産が実現されました。マーチンスタイル45はこの型番に見合う材料を供給できない場合には生産されません。常にこの上ないクオリティを誇る最高のシリーズとなります。本器は、再生産間もない1969年製のVintage品。1968年に67本と1969年に162本がハカランダS&Bで製造され、1970年にはインディアンローズウッドS&Bに変更となりました。ちょうどその頃の日本国内でもフォークソングが盛んになっており、当時国内にて入手された”45”についての逸話は数多く残されいます。この時期の”45”は日本でも特に人気が高く今なおファンの方から求められるマーチンマスターピースのひとつです。全面に柾目痕がゆらめき浮き出る黄色味が美しいジャーマンスプルーストップ、淡い色味に黒々とした杢が美しいしっかりと柾目でとられたハカランダサイド&バック、マホガニーネック、エボニー指板、エボニーブリッジ、”PAT. PEND"刻印入りミルクボトルゴールドグローバーペグ、バーチカルヘッドロゴ、ヘキサゴン指板インレイ、アバロンロゼッタ&トリム、モザイクバックストリップ、ボックスエンドグラフト、ノンスキャロップド・Xブレイシング。ピックガードは同寸の塗装吹きブラックガードに交換されおり、縮み上がったオリジナルガードもケース内に保管されています。オリジナルフィニッシュで保たれた、美しいエクセレントコンディション&ノンクラックの極上の1本。当時弾かれていたであろう小傷や打痕は若干伺えますが、大きくエグルようなものはなく、とても良い顔付き。全体に入ったウェザーチェックや、褪色したラッカー塗装、経年でしか味わえないオリジナルならではの艶加減などなど、見ているだけでも心躍る素晴らしい本器。そのサウンドは、とてもふくよかで奥深く轟く低音と、ジャーマン"45”ならではのきらびやかで太くコシのある高音。これぞまさに”45”サウンドの響きです。ネックまわりもパーフェクト。ずいぶん古くにリフレットがされており、とても良いネックコンディションとサドルマージン。弾きやすいアクションと馴染み良いサウンドで、しっかりと持ち前のサウンドを存分に味わっていただけます。前オーナー様にて長い間、大切に保管されてきており、よくぞこのコンディションで残っていてくれたと感動を覚えるドリームギア。経年により傷みを覚えるペグパーツとブリッジピンパーツですが、前オーナー様が交換用にと同時期のストックパーツをケース内に残してくれている嬉しすぎるおまけ付きです。年々価格高騰が顕著なオールドマーチン、その中でも特に68/69の45は出にくく、またグッドコンディションものはなかなか見られなくなった昨今。ようやく巡り会えた本器、コレクタブルピースの逸品です。お見逃しなく。。オリジナルスネークヘッドケース付属。その他詳細などはお気軽にお問い合わせください。 Condition:EX+++ Top:Solid German Spruce Side:Solid Jacaranda Back:Solid Jacaranda Neck:Mahogany Fingerboard:Ebony Bridge:Ebony Machine Head:Grover/Gold Fingerboard Inlay:Hexagon(Abalone) Rosette:Abalone Binding:White&Abalone Pick Guard:Black/Changed Pick up:none Nut width:42.9mm Scale:645.2mm Case:Original Hard Case