C.S. Anthra-4st / 紫式部

”Anthra” は、「Rhino」シリーズの流れを汲む抜群のフィット感と取り回しの良さを誇るオリジナルボディシェイプに、ハイポジションへのスムーズなアクセスを可能とするブッシュ方式の4点止めネックジョイントの採用、ソリッドブラス削り出しの新開発オリジナルブリッジ「Brace Tone Bass Bridge」の搭載によって、暖かみのある豊かな鳴りとクリアなボトムエンドを両立します。ボリューム&トーンコントロール次第で多彩なサウンドをクリエイトできるオリジナルピックアップ「Bell Bottom」を装備し、暖かみのあるクラシカルなサウンドの中でも、自然に溶け込みながらグルーブの先頭を切るベースラインを刻み込むトラッドスタイルのモデルです。 ネックスペックは「Rhino」のスペックを大きく継承したモデルとなっておりますので「Retro」モデルよりもフラットな280Rの指板面が操作性を引き立て、38mm幅のナットとUシェイプのネックグリップによるフィット感も抜群です。「Anthra」でのネック塗装はポリフィニッシュが採用となりますが「極薄・艶消し仕上げ」となっておりラッカー塗装と比べても遜色無いネック鳴りとサラサラの感触、そしてデリケートな配慮が比較的少なく管理が行い易いことでしょう。 ブラス素材で構成されたオリジナル「Brace Tone Bass Bridge」が、グッと力強い音の立ち上がりとパッシブベースらしいサスティーンの長過ぎない枯れるような減衰感があり、ピッキングのダイナミクスを受け止め的確に送り出してくれる印象が強く、緻密にサイジングされた精度の高いネックジョイントがボディ・ネックのマテリアルをしっかり加えた上でサウンドに大きく還元してアウトプットしてくれております。 本機は、アルダー材ボディ、メイプル材ネック、ローズウッド材指板、フレットはエターナルフレット（オリジナルステンレスフレット）「EI-W-016WARM」を装備、「Anthra」レギュラースペックを基本にオーダーしたスタンダードスタイルに、オリジナルカラー”温故知新”から「紫式部（MSB）」をチョイスし、1Plyブラックピックガードで引き締まったルックスに仕上げていただきました。 アルダー＆ローズのコンビネーションによるやや低めのトーンを持ち、色気のある中低域がピッキングから感じられます。歯切れの良いステンレスフレットによるレスポンスの高さを保ちつつも粘りのある音の芯があり、抑えめなピッキングでも音像と存在感のあるトーンを生み出し、力強いピッキングアプローチにもリミットを感じない受け応えをしてくれる頼もしい仕上がりです。均整の取れたJBサウンドと幅広いスタイルにも柔軟にサウンドメイクで色付けが出来る1本です。 Weight : ≒4.22 Condition : NEW Body : Alder（Poly Finish） Neck : Maple / U-Shape（Poly Finish / 艶消し / N） Fingerboard : Rosewood / 280R Frets : Eternal Fret / EI-W-016WARM / 21F Nut / Nut Width : Silicone Oiled Bone / 38mm Machine Heads : GOTOH / GB9 Bridge : F.C.G.R. Brace Tone Bass Bridge / 19mm Pick Guard : Black Matt 1Ply Pickups : F.C.G.R. / Bell Bottom Preamp : None Controls : 2Volume, 1Tone Scale : 34” Color : “温故知新” / 紫式部（MSB） Case : オリジナルギグケース