O1T 2018

世界的にもっとも高い評価を得ているブランドの一つであるコリングスギターの新しいアイデアとしてリリースされたラインナップ"トラディショナル「T」シリーズ"。ビルのルーツに遡りコリングス・サウンドに更なるトーンバリエーションが加わったモデルとなっていて、1930年代のビンテージギターの特徴でもある強力な基音のレスポンスを備えたギターに仕上がっています。本器はO(シングルオー)スタイルの"O1T"。発売初年度の2018年製USED品です。トップには顔色の良いキレイなシトカスプルース、サイド＆バックにはホンデュラスマホガニーが使用されています。ホンデュラスマホガニーネック、エボニー指板＆ブリッジ、ダイアモンド指板インレイ、ロングサドル、ウェバリーペグ、ダイアモンド指板インレイ、べっ甲柄セルロイドピックガード&バインディング。組み込みには動物性接着剤を使用し、極薄のニトロセルロースラッカーフィニッシュが用いられたこだわりの造り。これがしっかりとした基音やレスポンスを生み出しています。このサイズとは思えないほどの容量のある響きで、高音の線の太さやボリュームも充分。マホガニー系のカラッとした元気なサウンドを身の上に、ピックストロークでは豪快に、爪弾けば繊細に、抑揚のつけ幅も広くポテンシャルの高さを存分に示します。トラディショナルシリーズならではの指板角を丸めたネックシェイプは長年弾き続けた愛器のような安定感があり、握った瞬間にしっくり来る感覚を覚えます。ボディトップ面1弦側ブリッジ端から下に米粒大の当てキズが1ヶ所と目立たない程度の薄い打痕が数カ所、ヘッド先端の角に当てキズがある他、指板サイドにはフレットのエッジ部分を中心に塗装浮きや剥がれが見られますが使用上問題はありません。その他には極々薄い擦れキズがピックガードやボディバック面に若干見られる程度と比較的キレイなコンディションをキープされています。ネックのコンディションは良好に保たれており、小回りの利く操作性、小柄なサイズの取り回しの良さを体感できるであろう1本です。いつも一緒に居たくなるような、古き良き美しさを備えるニュートラディショナルギター。是非お手元でご体感下さい。 Condition:EX++ Top:Solid Sitka Spruce Side:Solid Honduran Mahogany Back:Solid Honduran Mahogany Neck: Honduran Mahogany Fingerboard:Ebony Bridge:Ebony Fingerboard Inlay:Dots(MOP) Rosette: Woods Binding:Tortoise Color&Woods Machine Heads:Waverly/Nickel Pick Guard:Tortoise Color Pick up:none Nut width:44.45mm Scale:631.8mm Case:Hard Case