HJ-V115ASE/AGED SB 2020's

独自の工法と方法論で高品質のアコースティックギターを製作している長野県松本市の老舗ブランド"ヘッドウェイ"。多くのアコースティックギターファン、ミュージシャンたちに支持される日本製ギターを代表するブランドのひとつです。そのラインナップの中でも近年人気を博すのがJapan Tune-up(JT)シリーズ。海外で製造しコストを抑えつつ、最終調整は日本で。演奏性に直結する部分に妥協を許さない、ハイコストパフォーマンスのシリーズ群です。本器はJTシリーズ、エイジド加工を施したトップ材を使用したオール単板モデル”HJ-V115ASE/AGED SB”。2020年代製のUSED品です。エイジド加工を施したスプルース単板トップ、アフリカンマホガニー単板サイド＆バック、ナトーネック、オヴァンコール指板＆ブリッジ、グローバーオープンバックタイプペグ、Fishman Sonitoneピックアップシステム搭載。ヘッドウェイの拘りである「アリ溝ジョイント」「ネックの後仕込み」、これらは非常に高精度な加工が求められる為以前まで国産である上位機種でのみ採用していました。ですがJTシリーズではこの構造を採用しており、高精度での作業が行える工場で製作が行われています。更にネックヒールにも立って弾けるように「ストラップピン」とアンプに繋げるようにするギター用マイクである「ピックアップ」を標準で内蔵、搭載しています。特筆すべきは木材を特殊な熱加工を施し、経年を再現するエイジド加工を施したトップ材を使用している点。余分な油分や水分を揮発させることで弾き込まれたような熟れたトーン、そして木材の安定性等のメリットを持つため、音の要であるトップ材へ施されています。トップ以外にもオール単板で製作されている等抜かりの無い仕様。ヴィンテージライクなルックス、トラディショナルな仕様を持つ本格派。その見た目と違わず乾いた、弾き込まれたようなトーンを感じさせるドライな響き。明るく明瞭、柔らかさやふくよかさを感じさせる音色。音の密度がありすぎないところに引き算の美学のようなものを感じさせます。このボディではキレの良さを感じやすい為、パーカッシブな演奏もまた良しでしょう。歌モノで使うと歌とぶつかりにくいメリットを持つ等扱いやすい１本。ピックアップにはFishman製Sonitoneを搭載。アンプへの接続が可能で、サウンドホールのすぐ横につまみが２つあるコントローラーが装着されています。それぞれ音量を調整するVol、高音を調整するTone、Toneは上げると元気で明るい響きで下げるとやや甘い丸い音色がします。人前での演奏、録音での使用、配信等幅広く使用できるギター用マイクを搭載したギターです。全体的に使用感は薄く、細やかな擦れキズが若干見られる程度となっています。ネック周りの演奏性も良し、家弾きからステージまでこなせるオールマイティな1本。拘りと高精度の加工を武器に人気を誇るヘッドウェイ。ハイコスパのJTシリーズのクオリティも高くこちらも人気の高いシリーズです。コストパフォーマンスに優れ、本格派ながら扱いやすい１本。是非お手元でお楽しみ下さいませ。 背負って運び易いオリジナルソフトケースが付属します。 Condition:EX+++ Top:Solid Aged Spruce Side:Solid African Mahogany Back:Solid African Mahogany Neck:Nato Fingerboard:Ovangkol Bridge:Ovangkol Machine Head:Grover/Open Gear Fingerboard Inlay:Dots Rosette:White&Black Binding:White&Black Pick Guard:Tortoise Color Pick up:Fishman Sonitone Nut width:43mm Scale:628mm Case:Original Soft Case