Fender 3/4モデル”Musicmaster”。1956年代半ばに登場したスチューデントモデルのひとつで、1ピックアップの”Musicmaster”と2ピックアップの”Duo-Sonic”がラインナップされていました。本器は第1世代最後になる1960年代前半に製造されたと思われるVintage品。かなりしっかりと手入れ・改造されながら使われているため、お値打ち放出の１本です。ハカランダ指板のオリジナルメイプルネック。少し古い時期にリフィニッシュ・リデカールが施されています。63〜64年のフェンダーフィニッシュを思わせる雰囲気あるサンバーストカラーにリフィニッシュされたボディ。ボディは恐らくは同年代のフェンダー製かと思われますが、オリジナルかの断定はいたしかねます。ゴトー製クルーソンタイプマグナムロックチューナー、ストリングガイド追加、べっ甲柄ピックガード作成、カラハム製ブリッジサドル、ボディ裏通し仕様と積極的に実戦向きに改造された本器。ボディキャビティは過去に2ハム搭載できるようにザグリ加工がされていますが、丁寧にルーターで加工されています。現在のピックアップアッセンブリーには、リアにはBear Nuckle “Boot Camp”、フロントにはビンテージタイプのTLピックアップ(SD打刻)が搭載されています。コントロール部は、マスターボリューム、マスタートーン仕様。コンデンサーにはオレンジドロップ473を使用しており、それぞれのPOTはプッシュ/プル・スイッチが搭載されており、ボリュームスイッチではリアPUのコイルタップ、トーンスイッチではリアPU&フロントPUのシリーズ配線になっています。リアPUのコイルタップはシリーズ配線セレクト時も有効で、幅広い音作りが可能になっています。(シリーズ配線セレクト時は、PUセレクタートグルスイッチはフロントポジションのみが有効になります。)しっかりと弾き込まれていますが、大きく損なうダメージはなく、ネック周りもトラスロッドの余裕を残し、フレット残りもしっかりと余裕があり良好です。Musicmaster/Duo-Sonicを基にした改造モデル。ひと昔は多く見られましたが、ビンテージの価格高騰で見られにくくなりました。積極的ながら丁寧な手入れがされた本器、このまま使う良し、お好みにアップデートするも良し、、まだまだしっかりとお使いいただけるグッドプレイコンディションのプレイヤーズビンテージです。ギグバッグ付属

Condition:EX
Neck : Maple
Fingerboard : Jacaranda /12R
Fingerboard Inlay : Clay Dots
Bridge : Callaham / Chrome
Pickups : Bear Nuckle “Boot Camp”, TL Type Pickups
Machine Heads : Gotoh SD91/N-L6/MG
Nut width : 38.1mm
Scale : 571.5 mm
Control : 1volume w/PushPullSW,1tone w/PushPullSW,3way
Weight : 2.87kg
付属品 : Gig Case