1928年からトロンボーンの製造が始まったBach。初期はニューヨークに工場を持ち、その後工場を移していきました。
1976年に亡くなるまで、ヴィンセント・バック自身が設計・製造に深く携わり続けました。
その時期に製造されていた楽器は現在でも評価は高く、その特有の音色を求めてこの時期の楽器を探す方も少なくないのではないでしょうか。
その初期に当たるものは「NY Bach（ニューヨーク・バック）」と称され、特に希少価値の高いものとして取引されています。

今回はその「NY Bach」に当たる、1942年製の「6 SP」が入荷いたしました。
80年ほど前の楽器であるにもかかわらず、比較的良い状態で残っています。

銀メッキは後掛けで、ベル胴部分にメッキの浮きが発生しています。
スライド外管は他の個体のものですが、同時期かそれに相当する時期のものが組み合わされています。
ベルに凹みの直し跡なども見られますが、スライドの動きは良好で、使用上の問題は全くありません。

ヴィンテージ品をお探しの方必見です。ぜひ一度お試しください。

※本品はUSED品です。外観を理由とした返品はお受けいたしかねますので、可能な限り店頭にてご確認いただきお求めいただくことをおすすめさせていただきます。