国産オーボエメーカーとして人気の高いヨーゼフオーボエ。設立当初に生み出され、長年愛され続けているロングセラー製品です。

BGS-1は製作精度も高く、パッドも全てコルクパッドを採用していますので、調整も狂いにくく、個人持ちはもちろん、学校備品にも適しています。
キイポストにはピンクゴールドメッキを施し、深く重厚な響き、ここち良い吹奏感とレスポンスを実現。
木目の美しさ、キイのメッキ、下処理も非常に高いクオリティとなっています。

■システム：コンセルヴァトワール式/セミオートマチック
■管体材質：高級グラナディラ材
■キイ材質：洋白鍛造銀メッキ仕上げ、キイポストピンクゴールドメッキ仕上げ
■付属キイ：フル装備、第3オクターブ、左手F、フォークFレゾナンス、LowB♭/LowHレゾナンス
■ジョイント部金属製テノン
■コルクタンポ

ドイツにおいてプロオーボエ奏者としてキャリアを積んだ後、日本に帰国した仲村氏は、リードとアクセサリの販売「ムジーク・ヨーゼフ」を東京に設立。
当時、仲村氏はプロオーボエ奏者としての経験と、奏者の立場からの確固たる設計思想を持っていましたが、楽器の製作の経験はなく、ドイツのライプツィヒからオーボエの制作のマイスターであるヘルムート・ハーガー氏を招聘し、彼の指導の下でオーボエ製作の基礎を習得。ハーガー氏が帰国した5カ月後、第1号のヨーゼフ・オーボエが完成しました。
バイエルン放送交響楽団首席奏者であったマンフレート・クレメント氏に、楽器の試奏を依頼したところ、「私は20年間にわたってこのような楽器を探し求めてきたのです。これはまさに、神からオーボエ奏者への贈り物です。」と、感嘆の声をあげました。それ以後、クレメント氏はヨーゼフ・オーボエを愛用し、それと同時にクレメント氏は楽器製作に関して、多くアドバイスを提供し、「クレメントモデル」の完成へと結実したのです。
現在ではオーボエ属のみならず、同じ木管楽器のクラリネット、ピッコロがラインナップに加わり、その製作精度と斬新なアイデア、芳醇な響きは世界的に高い評価得ています。