フランス南東部に位置するプロバンス地方アヴィニョンにワークショプを構えるルシアー Paul Lairat。
キャビネットメーカーで働いていた時代のノウハウも含め、木材の入手先、材質の選定に拘り、徹底的にトーンウッドを集め、楽器製作をスタート。

こちらは、５種類の木材で構成された独創的なスケルトンスタイルのボディと、Wengeを中心とした４種類類の木材で構成されたネックを持つ Stega(スティガ)。

ゆっくりと時間をかけ湾曲させたウッドベニアを圧着し、振動に帯する柔軟性と充分な耐久性を兼ね備えたものに仕上げられた弓なりのウィング材は、彼の製作する独創的なボディシェイプの実現を可能にし、また、パッシブで充分な倍音感、アコースティックトーンを生み出します。

Stegaは、片側のウイングがボディエンドへ接合されており、出音がタイトに引き締まります。現場フランスのプレイヤーの声で、レギュラー採用されているラミネイトネック。特にコア部にウェンジ材を配材することで、ラミネイトによるタイトで引き締まった個性の中に、ややラウドで厚みを持たせる狙いがございます。スケルトンなルックスに反して、ボディの音密度は高いものとなっております。それゆえに、楽器全体のウェイトバランスも良く、ウッドトーンを感じる事が出来ます。ボディ内部に埋め込まれたデラノピックアップはベース本体が響かせるふくよかな低域から明瞭なトップエンドまで受け止め、さらに内蔵のグロッケンPreampがこのベースが持つレンジをさらに助長し、厚みのある低域からピーキーな高域まで、音色をガラッと変えられる程のコントロール幅を持っております。

完全に個人で必要最低限の機械を使うのみの、ハンドクラフトで仕上げられている為、生産数が非常に少なく稀少な入荷となります。是非この機会に手にしてみて下さい。

The body of the Stiga bass Deluxe is made with five different woods :Finish : Satin varnish / Weight : 3.75 kg
Body : Splints are in walnut U.S and ebony / Body in Mahogany and veneer in wenge / Olive wood top

The neck of this bass is made with four different woods :Finish : Satin varnish
Neck : Six strips of maple, one strip of wengé, two strips of mahogany and two strips of walnut.

Fretboard : Ebony (24 frets) / 34″ / Nut : 46mm / Space strings at bridge : 18mm
Tuners : PL by GOTOH / Bridges : ABM
Pickups : DELANO soapbar / All Finger ramp
Electronic : Glockenklang preamp
Strings : GHS