ABOUT
フランス南東部に位置するプロバンス地方アヴィニョンにワークショップを構えるルシアー Paul Lairat。
キャビネットメーカーで働いていた時代のノウハウも含め、木材の入手先、材質の選定に拘り、徹底的にトーンウッドを集め、楽器製作をスタート。
こちらは、エレアコスタイルで設計されていたガブリエラをソリッドのベースとして再設計したニューモデル。
採用されている木材、ボディ・ネック共に剛性は高めで、クリアで硬質な音像が印象的。いかにもヨーロッパなテイストを感じる事ができます。ただ硬いだけでなく、指先で音の厚みや粘り具合を自在にコントロールできるダイナミクスレンジが広い印象も持ち合わせます。キャビネットメーカーでのノウハウ、この技術が存分に感じられる楽器の響きはPaul Lairatの独特な質感です。是非一聴いただきたいと思います。
採用されたデラノピックアップとグロッケンのプリアンプがこの木材のキャビネット的な響きに、澄んだサスティーンを加え、上品なアプローチの音像を持ち合わせます。
ソリッドボディの個体は、ジャズベシェイプのMyraが先行して販売されていましたが、JB的な柔らかな倍音を持つMyraとは異なり、このGabriella Sはよりタイトでメーカーの特徴を存分にご堪能いただける新たなフラッグシップともいえるでしょう。
完全に個人で必要最低限の機械を使うのみの、ハンドクラフトで仕上げられている為、生産数が非常に少なく稀少な入荷となります。是非この機会に手にしてみて下さい。
The body of the Gabriella “S” bass is made with three different woods : Back in mahogany / Middle in wengé / Top flamed walnut
The neck of this bass is made with four different woods : Six strips of maple, one strip of wengé, two strips of mahogany and two strips of walnut
Fretboard in rosewood (24 frets)
Finish : Satin varnish / Weight : 4.3 kg
Neck measurement : 34’’ / Nut : 39.8mm / Space strings at bridge : 19mm
STANDARD HARDWARE
Tuners : GOTOH
Bridges : Duesenberg
Pickups : DELANO Times Square
Electronic : Glockenklang 3 band