それまでのギターの概念を大きく覆し、誕生したテレキャスターはレオ・フェンダーが生み出した時代の波にのまれない洗練されたデザインや設計は今尚世界中のギタリストに愛され形を変えることなくスタンダードとして受け継がれています。
今回入荷したのは1978年製の個体。
アッシュボディに1ピースメイプルネックの、70'sらしい弾けるような瑞々しさや、鈴鳴り感溢れるトーンが非常に心地よく、テレキャスター特有の歯切れの良さが魅力的です。
比較的重量が重いとされる70年代後半の個体ですが、こちらは3kg前半と非常に軽量で中々お目にかかれない貴重な一本となっております。
状態と致しましてはボディ塗装は色焼けしており、ボディ表左下部の打痕による塗装割れ、コントロールプレート付近のクラック、細かな打ち傷等、かなり使用感がございますが、このギターが長年第一線で活躍し続けて来た事を物語っており、レリックとはまた一味違う貫禄のあるルックスとなっております。
ナット、フレットは交換されており、この年代の個体には珍しく、交換の際に指板面の塗装がリフィニッシュされており、見た目は非常に美しく、フレット残り7、8割程度で凹凸も殆ど見受けられず、ネックコンディションも問題ありませんので、申し分無しのプレイヤーズコンディションとなっております。
ピックアップセレクタースイッチ、ストラップピン、一部線材も交換されており、ライブ等での取り回しを考慮した仕様となっておりますので、まだまだ現役で末長くご使用いただけます。
軽量で取り回しが良く、即戦力としてガッツリ弾き倒せるビンテージを是非この機会に。
*ギグバック、保証書
Body : Ash
Neck : Maple
Fingerboard : Maple
Pickup : Original
Control : 1Volume,1tome,3way
Weight : 3.360kg