Epiphoneエレクトリックの代表モデルと言える、説明不要の人気モデルであるCasino。
1961年に登場したCasinoはGibsonのES-330に準じた仕様とも言え、ご存知センターブロック無のホロウ構造のモデルです。
当機は16フレットネックジョイント最終期にあたる1967年製。
40mmのナローネックに細すぎないやや丸みを帯びたネックグリップです。
期待通りの豊かな生鳴り、立ち上がりの早い出音はそれでいてどこか柔らかさも感じさせてくれるトーンです。
程よいエアー感がありながら音像自体に低域の深みと芯の太さがあり、その上で艶やっぽさと透明感を持ち合わせた響きはビンテージカジノならではの素晴らしいサウンド。
フレット、ナットが交換されており、現状、顕著なクラウンの減りもございませんが、まだ十分にすり合わせも可能でございます。ブリッジサドルが交換されています。
乾いた芳醇な鳴り、弾いた瞬間に魅了されるその格別なトーンを是非ご堪能下さい。
Body : Laminated Maple
Neck : Mahogany
Fingerboard : Rosewood
Pickups : Original
Control : 2volume,2tone,3way
Weight : 2.79kg
Case : Hard Case