80年に登場したヘリテイジ・シリーズを皮切りに、更にオリジナルレスポールの復刻を望む声が高まりだした80年代初頭。
ヘリテイジシリーズが終了したのち、80年代中期から登場したのが当機Les Paul Reissue。
後のカスタムショップの前身となる「Pre Historic」期のレスポールモデルです。
センター2pcsのフィギュアドメイプルトップに1pcsマホガニーバック&1pcsマホガニーネック、トップカービングも高低差のあるグラマラスな雰囲気のあるカーブで仕上げられている点も特徴。ネックグリップは60's調の薄めのシェイプとなっております。
当機では本来サンバーストカラーであった個体を雰囲気のあるGold Topにリフィニッシュ。
併せて細かなウェザーチェックや塗装擦れ等、抜群のエイジングが施されております。
90年代初期、当時らしいしっかりとした杢は、Gold Topにリフィニッシュすることで隠れてしまいましたが、エルボー部分等の擦れから僅かに覗くことができ、本来の美しい2ピースフィギュアドトップを、見る者の想像力を掻き立てることで表現した"Wabi, Sabi and Shibui"なルックスに。
ボディトップのリフィニッシュ、エイジングは大阪に拠点を構えるリペア、製作工房”八弦小唄"による作業。
ヴィンテージ通も唸らせるセンスに定評のある当ショップの抜群の表現力と、事実、製造より30年近くが経ち、よく弾きこまれてきたベースとのマッチングも絶妙の仕上がりです。
元よりネック折れを補修された跡があった個体ですが、現状、通常仕様において問題はなく、ロッドの調整も問題なく可能です。
ピックアップはVAN ZANDT TRU BUCKER 4Cにリプレイスメント。
90年代の良質な材による芯がしっかりしつつ豊かな鳴り感を感じさせるポテンシャルを、素晴らしいレスポンスの速さでアウトプット。カラっと明瞭な印象ながら美味しい部分もしっかりと感じさせるヴィンテージスタイルのコンポーネントとなっております。
その他、ペグ、ピックガード等パーツの変更がございます。
近年、市場価格のあがっている”プレヒストリック”、ネック折れ歴ありにつきお求めやすい価格ですが、プレイヤビリティの良い一本です。是非ご検討ください!
Body : 2pcs Figured Maple/Mahogany
Neck : 1pcs Mahogany
Fingerboard : Rosewood
NeckPickup : VAN ZANDT TRU BUCKER 4C
BridgePickup : VAN ZANDT TRU BUCKER 4C
Control : 2vol,2tone,3way
Weight : 4.00kg
Case : Original Hard Case