コリングスギターの中でも異彩を放つ"ジュリアンラージ"シグネイチャモデル、2018年製USED品です。オースチン・テキサスより、真摯な造りでプレイヤーを魅了するコリングス。造りの丈夫さや正確さは類まれなるクオリティで、トラッドなアプローチながらに絶大の安心感をもたらしてくれるブランド。ビル氏が天才的若手ジャズミュージシャン「ジュリアン・ラージ」に初めて出会ったのは2014年のこと。2人はそれぞれの思う「クラフト」について深い会話をいくつも交わし、またジュリアンのギタリストとし深い洞察力は、コリングス・Traditional Seriesを作るにあたりキーパーソンとなった。本器は、そうして2人が出会い誕生した"OM1A JL Julian Lage Signature"。発売より大人気を誇り、確かな作りと変わらぬビルの情熱を示してきたモデル。トップには本人使用のOM1と同じくアディロンダックスプルースを使用(オプション)、サイド&バックには美しい杢のホンデュラスマホガニーを使用、ホンデュラスマホガニーネック、トートイズシェルバインディング、トートイズシェルピックガード、アニマルグルー接着、カスタムサテンニトロセルロースラッカーフィニッシュ。彼の愛用するMartin 000-18'39を基にした今までのコリングスにはないネックプロファイルを採用。慣れ親しんだオールドネックの感触を入念に研究、そして弾き込まれたアシンメトリーの感覚を精密に再現しました。そして42.9mmナット幅とOMスケールを指定。また音色と共にその外観にも愛着を寄せる彼の為に、シルクの様な質感のハーフマットなサテンフィニッシュを採用しています。楽器の完成度の高さと仕上がりは、ジュリアン自身「愛すべきニュートラルなギター」だと表現したそうです。本器を手にとってまず驚くはその軽さ。また経年して引けた様な導管を感じる塗装はオールドと見間違うばかり。オープンでレンジが広く、またコリングスならではの正確でしっかりとしたレスポンスの共存。レリック仕上げのウェイバリーペグの使用や初期のペグヘッドロゴなど、細部に渡りこだわりと愛情を感じる仕上がりになっています。ネックヒールにWaverlyストラップピン打ち、トップに薄いひっかきキズ、ピックガードには光にかざすと見える程度の弾きキズ、バックに極軽微な小打痕などは見られますがいずれも大きく目立つものではなく全体的には使用感の大変少ないキレイな状態をキープしています。ネックコンディション良好でサドルマージンもしっかり残したグッドコンディション。ピッキングに素直に反応する追従性の良さにクリスピーでオーガニックなトーンを持ち、さながらヴィンテージを感じさせる様なそのサウンドはこのモデルならではと言えるのではないでしょうか。ケースはオールドケースレプリカのコリングスハードケース付属。
Condition:EX+++
Top:Solid Adirondack Spruce
Side:Solid Honduran Mahogany
Back:Solid Honduran Mahogany
Neck: Honduran Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Fingerboard Inlay:Dot
Rosette:Maple/Rosewood Purfling
Binding:Tortoise with custom wood purflings
Machine Heads:Waverly/Relic Nickel
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:42.9mm
Scale:647.7mm
Case:Original Vintage Style Hard Case