1942年のF-9をコンバージョンしたデビッド・ブロンバーグの"M-42"からインスピレーションを受けてマーチン社のボディシェイプに加えられたMシリーズの"M-38"。1977年からスタートした比較的新しいモデルで、1990年代の暮れには一度カタログから姿を消してしまいますが、後の2007~2011年にも再生産されていました。000サイズの胴厚にドレッドノート相当のインチ幅を持つグランドオーディトリアムボディは、マーチンギターの中で人気だったモデルです。シトカスプルーストップ、ローズウッドサイド&バック、エボニー指板、ローズウッドブリッジ、べっ甲柄ピックガード、ロトマチックタイプペグ、スキャロップブレイシング、バウンドネック仕様。アバロンロゼッタにボディー、ヘッド、指板を囲むホワイトセルバインディングとルックスもユニーク。OOOと比較しても深みの増した低音とボリューム感、サウンドバランスも素晴らしく、フィンガースタイルやフラットピッキングと幅広くお使い頂けます。扱いやすくストレスの無い演奏性とOOOでは少し物足りないと感じられている方にお勧めです。ヒールにストラップピン打ち、ヘッドサイドにバインディング補修時にめくれたであろう木部の補修跡がございます。ボディーにはクラックなど大きなダメージもなくネックコンディションも良好、細かな使用傷などは見られますが年式からすればキレイな状態をキープしたいい個体だと思います。パワフルな押しの強さを持ちながらも重くなりすぎないレスポンシブな鳴りのバランス感に優れ、よくばりな演奏スタイルに対応するバーサタイルモデルです。オリジナルハードケース付属
Condition:EX++
Top:Solid Sitka Spruce
Side:Solid Rosewood
Back:Solid Rosewood
Neck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Rosewood
Fingerboard Inlay:Dots
Machine Heads:Original
Rosette:Abalone
Binding:White
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:43,8mm
Scale:645.2mm
Case:Original Hard Case