兵庫で工房を営む黒田義正氏。おもに19世紀ギターのリメイクを得手としている製作家で、非常に温もりのある作風です。本器は氏が手掛けるラコートモデル、2013年USED品。スプルーストップ、フィギャードメイプルサイド&バック、マホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、ウッドロゼッタ、ウッドバインディング。トップはオイルフィニッシュ、その他はセラックニスで仕上げられております。ロマン派音楽を背景にソルやアグアド、ジュリアーニなどのギタリスト・作曲家が活躍した中、三大名工に数えられたルネ・フランソワ・ラコートのギターをモデルに製作された本器。優美なで美しい音色をもち、現代の爪を使用した奏法はもちろん、指頭奏法にも非常にマッチいたします。非常に薄い塗装ですが、キズはほとんど無く操作性も良好。15.17フレット脇に白いポジションマークがつけられていた痕跡があるものの、非常に綺麗な状態を保っております。セミハードケースが付属いたします。
Condition:EX+++
Top:Solid Spruce
Side:Solid Maple
Back:Solid Maple
Neck: Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Fingerboard Inlay:none
Rosette:Wood
Binding:Wood
Machine Heads:Original
Pick Guard:none
Pick up:none
Nut width:47mm
Scale:630mm
Case:Semi Hard Case