Gibson Mandolinの黄金期、ロイド・ロアー在籍の1919年から1924年に生産された当器は1922年製のF-4。この年1922年にF-5が登場するまでは、F-4がギブソンの最上位モデルでした。1922年後半にはトラスロッドが導入されますが、その直前になるF-4です。優雅なハンドカーブのスプルーストップ、メイプルサイド&バック、マホガニーネック、エボニー指板です。ヘッドにはスクリプトロゴにダブルフラワ-ポットと呼ばれるゴージャスはヘッドインレイ、ボディーは美しいレッドサンバーストフィニッシュです。オリジナルペグは動作も良好、ピックガードはありません。ネックコンディションにも優れ演奏性良好です。ヘッドとネック裏、ネックに近いサイド部にうっすらとオーバースプレーされていますが、オリジナルの雰囲気を残した感じのいい仕上がりです。美しいアーチトップにスクロール、オーバルサウンドホールに寄木細工のロープ柄ロゼッタなどデザインの美しさもF-4ならではと言えるでしょう。このF-4はとてもボリューミーでハイポジションでも音痩せせず太くメローなト-ンを聞かせてくれます。トラスロッドの無いネックなのでネックも軽く、よりウッディーなトーンが出ています。約100年が経過した木でしか表現できないレスポンスと香ばしい木の音を堪能できます。見てよし、弾いてよしのヴィンテージマンドリンです。
Condition:EX++
Top:Solid Spruce
Side:Solid Maple
Back:Solid Maple
Neck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Rosewood
Machine Head:4-on-a-plate tuners with ivoroid buttons
Fingerboard Inlay:Dots
Rosette:Rope/ivoroid/rope
Binding:Ivoroid
Pick Guard:none
Nut width:31mm
Scale:352mm
Case:Hard Case
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