Leqtique史上、初となる1+(1)KnobレイアウトのProVoostは、今まで培ってきた特殊なコンポーネンツの多様によるHiFiサウンディングの構築論をベースとし、超HiFiオペアンプLT1122とモスクワの電子部品倉庫に眠っていた、良質なビンテージのRussian MILスペックのコンデンサーを搭載したオリジナル設計のシンプルな回路により、すでに構築されたサウンドやギターの原音をそのままブーストアップするブースト/バッファーペダルです。
大きなチキンノブに与えられた”Boost”を0%にすることで、聴覚上ユニティゲインとなるように設計しているためブースターとしてではなく純粋なバッファーとしての利用の場合に適します。
その際有効なのがミニコントロールの”Soft”です。
このコントロールは電子回路的にはインプットインピーダンスを16kΩ~1.2MΩの広い範囲で可変します。
基本的には、左回りいっぱいSoft=0%として頂くことでインピーダンスの整合が行われ失われていた高域の輝きが取り戻されたサウンドになりますが、逆にそれがナチュラルでないと感じる場合にこのSoftコントロールを右回りに回していくことで過度にON/OFFで音質差をつけないようにし、ソフトなサウンドにすることができます。
一番右回しにした状態のインプットインピーダンスは非常に低い値なので、音量も少し下がるものの(その際、Boostで音量は調節いただいても問題なく、インピーダンスに影響しません。)高域をだいぶソフトにできるため、積極的なトーンシェイパーとしても有用です。
一方Boostコントロールは、ノイズレスに各帯域をなるべくフラットに、それでいて破綻しないような20dBのブースト量を備えています。ボリューム、ないしはゲインブースターとして利用する際に、まずはSoft=0%としてブースト量を調整し、その量に応じて(ブーストされるほど、倍音感も強まるため)、Softを右回しに回していき、最終的な音作りをするというのが個人的な推奨の使用法です。
2010年より製作をはじめた小さなハンドメイド工房であるLeqtiqueのエフェクター。姉妹ブランドの” L’ ”で3Ozの特殊基板を使用することに成功したことで、Leqtiqueとしてそのアイデアを両面基板に用いることができました。よりシグナルロスの少ない強力なサウンドをアウトプットする、音にとって最良とすべきPoint to Point配線と実質的には変わらない、Virutual Point to Point(VPtP基板)と名付けられた基板を採用。エフェクターペダルのビルダーとして天才的な才能を持つShun Nokinaが率いるLeqtiqueブランドの、今後の発展を期待させる最強のブーストペダルがこのProVoostなのです。
※画像はサンプルです。本製品の性質上、塗装カラーはハンドメイドにつき1本ごとに異なりますので、予めご了承下さいませ。
※こちらの商品は店頭でも展示販売しております。当商品は特価品につき、本体及び付属品の傷、色やせや塗装ムラ、金属パーツのくすみ等につきましては保証の対象外となります。予め御了承下さいませ。