「ものづくり 音づくり 人づくり」をコンセプトに50年以上ものあいだ、日本そして世界のミュージック・シーンやアーティストをギターづくりという形で支え続けてきた国産ブランド、”タカミネ”。長年培ってきたギターづくりのノウハウを現在も継承し、岐阜県中津川市に構えるファクトリーでは今もなお様々なギターを世に生み出し続けています。本器は2018年限定モデル、ギフチョウがデザインされた”LTD2018 Gifu-cho”。シダートップ、オバンコールサイド&バック、マホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、ゴトー製ゴールドペグ。1993年に原点となるモデルが発売され、今では毎年製作されているLimiTeD(限定)モデル。2018年モデルは工房を構える岐阜県にて採集され現在ではレッドリストの準絶滅危惧種に指定されているギフチョウを細部にあしらい、里山に美しく舞うギフチョウと地元への思いが表現されています。指板インレイには色調に合わせた数種類の天然貝を巧みに使い分け、ギフチョウが好んで集まるスミレとその周りを優雅に舞うギフチョウがデザイン。また指板だけではなくヘッドやピックガードに至るまでタカミネの得意とする緻密なインレイワークが惜しみなく注ぎ込まれ、気品のある美しいルックスに仕上がっています。演奏面でもナット幅は42mmの細めのネックで握り込みスタイルも容易にグリップが可能。テクニカルな演奏やエレキギターからの持ち替えにも相性のよいネックシェイプです。生音はタカミネらしい歯切れの良さ、立ち上がりの早さも兼ね備えたサウンド。音の芯もハッキリし分離感の良い音色、音のバランスにも優れた出音を持ちます。ピックアップシステムには”CTP-3”プリアンプ搭載。増幅回路に真空管を使用することで生み出される、ウォームで倍音豊かなサウンドは、アコースティック本来のナチュラルな響きを表現することができます。真空管の駆動率を調整するCOOL TUBEの他、MIDコントロールで補正する周波数を設定可能なFREQ(フリクエンシー)コントロール。ハウリングポイントを任意にカットできるNOTCHフィルターと多彩なコントロール機能を搭載。現場でより扱いやすい仕様でタカミネらしい歯切れの良さから柔らかなやや甘みをもったトーンまで幅広い音色を奏でます。光に当てれば見える傷がある程度で綺麗なコンディションを保っています。トラスロッド調整幅が残り少ないもののプレイアビリティーは良好で即戦力として活躍が期待できます。少数限定のリミテッドモデル、ルックスも絢爛で目を引くこと間違いなし!是非ステージでの相棒としてご検討ください!
Condition:EX++
Top:Solid Cedar
Side:Ovangkol
Back:Solid Ovangkol
Neck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Head:Original Gotoh Gold
Fingerboard Inlay:Abalone
Rosette:Abalone
Binding:Abalone White
Pick Guard:Black
Pick up:CTP-3 (TDP)
Nut width:42mm
Scale:644mm
Case:Original Hard Case