1938年誕生以来、カントリーミュージシャンを中心に絶大な人気と豪華さに"King of Flat Top"とまで言われる"SJ-200"。その後1950年代には”J-200”へと名前を変更され、仕様変更は有れど現在まで製造されているギブソンフラッグシップモデルです。本器はモンタナ工場製でも初期に当たる1991年製USED品。スプルーストップ、メイプルサイド&バック、メイプル3Pネック、ローズウッド指板&ムスタッシュブリッジ、クラウン指板インレイ、ダブルラインキーストーンゴールドペグ、スキャロップドXブレーシング、ナチュラルカラー。ブリッジピンはドット入りのウッドタイプに変更されています。1937年にカントリー歌手Ray Whitley氏の為に製作したことがJ-200の始まり。ステージで華やかに映るように独自のインレイが施され、大きなボディでボリュームや低音を出せるようにとの狙いでした。その後1938年から製造がスタート。ギブソンフラッグシップとして今日まで続くモデルとなっています。ルックス面ではヘッドや指板のクラウンインレイ、ブリッジ形状やピックガードなどの装飾。フラッグシップにふさわしい細やかな手間を掛けられているモデルです。何よりも17インチを誇るジャンボサイズの大きなボディ。重厚で厚みのあるロー成分、ボリューミーでラウドなサウンド、中々他の機種で体感できない感覚です。クリアながら甘さのあるサウンドが持ち味、歯切れの良さを持ちながら鋭すぎない高音域が魅力です。ボディをフル駆動させた際の音の迫力や音圧に関しては、他の追随を許さないほどのインパクトを持ちます。比較的に馴染みの良い角度の浅いラウンドシェイプネックで演奏性もGood。ルックス、サウンド共に個性を感じられるフラッグシップモデル。ヘッド突板や指板とネックのバインディングの継ぎ目に沿って塗装引きが見られますが、表面上のものですので問題なくご使用いただけます。全身に入ったウェザーチェックがさらにキングの風格を高めます。ネック周り含めプレイコンディションの整えられた1本。見る角度により水面が揺れるような美しさに似たメイプルの細かな杢目、サウンドだけでなくその見た目から王者の雰囲気を感じていただけるかと思います。近年出物が減少傾向にあるJ-200、お探しだった方は是非お早めにご検討ください。オリジナルハードケースが付属します。
Condition:EX++
Top:Solid Spruce
Side:Solid Maple
Back:Solid Maple
Neck:Maple/3p
Fingerboard:Rosewood
Bridge:Rosewood
Machine Head:Kluson Type/Gold
Fingerboard Inlay:MOP Crowns
Rosette:Black & White
Binding:Black & White
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:43.8mm
Scale:647.7mm
Case:Original Hard Case