エレキギターシーンでは確固たるブランド力を持つあのポール・リード・スミスが、開発に4年以上もかけたアコースティックギターモデル。本家USA製では少数精鋭の職人のみによる製作で、一般的なファクトリークラスの仕上がりとは異なる手工テイストを持ったハイクオリティを誇るのも魅力のひとつです。その傍らよりリーズナブルに、手に取りやすいギターをアジア圏にて製造しPRSらしいルックスを持ったコスパに優れるシリーズが”SE”シリーズ。本器はRUSHの”アレックス・ライフソン”シグネチャーモデル、薄胴ボディのリーズナブルなエレアコ”SE A15AL-Alex Lifeson Thinline”。2015年製USED品です。PRSアコースティックのメインシリーズ"Angelus"をベースとしたボディ形状、スプルース単板トップ、ダオサイド&バック、マホガニーネック、ローズウッド指板&ブリッジ、オリジナルロトマチッククロームペグ、PRSを象徴するバード指板インレイ、ウッドロゼッタ、べっ甲柄バインディング、ベネチアンカッタウェイ、エックスとファンのハイブリッドブレイシング、オリジナルアンダーサドルピックアップ搭載。エレキではお馴染みのヘッド形状、指板のバードインレイ。この箇所を見るだけでもPRSであることを実感できるアイコン的なルックス。サウンドホールロゼッタにはウッドを使用しており、オーガニックな印象も受けます。アコギのラインナップである”Angelus”のボディ形状をベースとし、薄胴へと仕上げたボディ。エレキ弾きが感じるアコギ特有の胴厚からの圧迫感も少なく、抱えやすさが向上しています。ステージでの演奏の際の取り回しの良さにもつながっており、ハウリング対策にもなる一石二鳥の構造。ネックグリップはエレキ弾きに馴染みのある、丸みを帯びた手に吸い付くようなグリップ。昨今の流行りである薄いグリップよりは厚みがありますが、弾きにくさはなくむしろ落ち着くようなフィット感を持っています。カッタウェイも搭載されているためハイポジションまでのアクセスも容易。ローポジションからハイポジションまで自由自在にプレイできます。サイドバックに使用されている材、ダオ材は別名ニューギニアウォルナットと呼ばれています。漆器に使われる樹液を生み出すことで有名な漆の仲間に当たり、樹種としては違いますが杢目はウォルナットに近い材です。ウォルナットに比べやや柔らかい特性を持っており、サウンド面もその特性を反映した柔らかめの音色。木の暖かみを感じられるローミッドや切れ味のあるハイミッド、硬質過ぎない音色はストロークでもキンっと来ない耳馴染の良さを持ちます。ピックアップにはオリジナルのアンダーサドルピックアップシステムを搭載。音の芯を捉えた輪郭のハッキリとしたサウンドを出力、細やかな音色調整も手元で可能です。サウンドホール縁にVol,Toneを搭載しており、操作に迷うことも少ない仕様です。サウンドホール周りに僅かなピックでの弾きキズこそ見られるものの、全体を通して使用感の少ない個体。演奏面も非常にコンディション良くキープ、扱いやすさを持った優秀なエレアコです。エレキ弾きの方には一度試して頂きたい扱いやすさを持ったギター、アコギ弾きにも薄く抱えやすいエレアコとして重宝される1本です。ステージや人前で使う1本として、レコーディングでのお供として、楽に弾ける家弾きギターとして、是非お手元でお楽しみ下さい。
オリジナルのハードケースが付属します。
Condition:EX+++
Top:Solid Spruce
Side:Dao
Back:Dao
Neck:Mahogany
Fingerboard:Rosewood
Bridge:Rosewood
Machine Head:Original Rotomatic Chrome
Fingerboard Inlay:PRS Bird Inlays
Rosette:Wood B&W
Binding:Tortoise Color
Pick Guard:None
Pick up:Original Under Saddle Active P.U
Nut width:42mm
Scale:644mm
Case:Original Hard Case