古くはマーティンやギブソンと並んで御三家と呼ばれていたブランド”ギルド”。現在でも製造を行っており、リーズナブルなモデルから伝統的なフラッグシップモデルまで幅広くラインナップするファンの多いブランドです。本器はOMシェイプの”OM-240CE”。2010年代製USED品。シトカスプルース単板トップ、マホガニーサイド&アーチバック、マホガニーネック、パーフェロー指板&ブリッジ、オリジナルオープンギアニッケルペグ、スキャロップドXブレーシング、艶消し塗装。全体的なルックスとしては所謂スタンダードやトラディショナルな風合い、ルックスを継承している本器。アコースティックギターらしさをキープしつつ、カッタウェイやピックアップの搭載など現代で扱いやすい仕様へとアレンジを加えています。ギルドが得意とするバックを立体的に曲げているアーチバックを採用。音をサウンドホールへと集める目的で採用されており、音の遠達性を向上させる効果があります。ここ近年では幅広めのナット幅仕様の機種も増えてきましたが、この機種のナット幅は43mmと握り込みやすく演奏性も高い仕様です。ネック自体も厚みは薄く演奏性良好、スタイル問わずに扱いやすいグリップです。ボディにはハイポジションまで弾きやすいようにカッタウェイが搭載されており、どのポジションでも演奏しやすい設計。ソロから弾き語りまで幅広く対応できるポテンシャルを持っています。サウンドはマホガニーらしい明るく爽やかでドライな音色。軽快なロー成分、耳障りの良いハイ成分、タッチによって明瞭なサウンドから甘くメロウなサウンドまで奏でることが出来ます。ピックアップにはギルドオリジナルのFishman GT-1ピックアップシステムを搭載。アンダーサドルピエゾで音の芯を拾い上げ、サウンドホール内のコントローラーで細やかな音色調整が可能です。つまみ自体はボリュームとトーンのみと非常にシンプル。ギター本体、手元で音色が調整出来るため足元が無くても繋げる点は様々な場面で使いやすいシステム。現代だと宅録配信、もちろんライブやレコーディングなど幅広く使用できます。ピックガードに薄い弾きキズやバック面に擦れた痕なのか極僅かテカリの見られる箇所こそ見られますが、全体を通して使用感の少ない個体。ネック周りの演奏性も高く保たれており、プレイコンディション抜群と言える1本です。これから始めたい方はもちろん、1ランクアップのギターとしてもサブギターとしても活躍できる1本です。アコギらしい伝統的なルックスで扱いやすいリーズナブルなエレアコ。是非お手元でお楽しみください。
オリジナルソフトケースが付属します。
Condition:EX+++
Top:Solid Sitka Spruce
Side:Mahogany
Back:Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:PauFello
Bridge:PauFello
Machine Head:Open Gear Nickel
Rosette:Pearloid
Binding:W&B White
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:GT-1(Under Saddle Active)
Nut width:43mm
Scale:648mm
Case:Original Soft Case