日本を代表する名工"河野賢"。1949年からギター製作を初め、1960年にスペインの伝統を理解し、技術を高める為アルカンヘル・フェルナンデスの工房に6ヶ月間滞在。1967年にベルギーで開催されたエリザベス・コンコース国際ギター製作コンクールで金賞を受賞。国内を代表する、そして今なお高い人気を誇るクラシックギター製作家です。
本器は"No.30"、1981年製USED品。表板に密な木目の良質なスプルース、側&裏板はハカランダが使われています。エボニー指板、ハカランダ駒、ゴトーゴールドチューナー、ウッドトリム&口輪、ナット幅52ミリ、弦長650ミリ。太い出音で深みがあり、トーンバランスに優れた出音が魅力。輪郭のはっきりとした伸びやかなトーン、狂いの少ない楽器としても認知が高く、音量があり、力強く躍動感溢れる音色です。手にとって抱えるだけでも精巧な作りが窺えます。サウンドホール下部に演奏の際にできたであろう爪で当てたような弾き傷、うっすらとみられる塗装の白濁、ボディやヘッドに細かな打痕や擦り傷などございますが表面的なもので経年を考えると大きなキズや手入れは見られず、演奏性も良好です。今でも大変人気のある製作家のギターのハカランダモデル。是非お手元でお試し下さい。汎用ハードケースが付属します。
Condition:EX++
表板:スプルース
側板:ハカランダ
裏板:ハカランダ
指板:エボニー
下駒:ハカランダ
指板幅:52mm
弦長:650mm
ハードケース付属