愛知県は蟹江にて製作される一柳ギターは、父である一柳一雄氏と息子の邦夫氏の両名により産み出されます。氏は自身の経験より、ギターに使用する材の育成から自宅兼工房の屋根裏にて行ない、材として1人前となったもの(材によっては30年近くも育成させる)から製作に使用しているほどの信念ぶり。喜んでもらえるものを作る事こそが製作者としての意味であると、すべてのギターに妥協がなく真摯な造りで素晴らしいギターを製作されています。本器は"No.50"1998年製のUSED品。スプルース表板、マダガスカルローズウッド側&裏板、マホガニーネック、黒檀指板。カシュー仕上げ。表板はセラック塗装です。しっかりとしたレスポンスと反響。密度が濃く、力強さもありながら重たくない透明度のある音色が持ち味。側&裏板に塗装の白濁や薄い塗装のため使用感や小キズなどはところどころに見られますが、大きく目立つような割れなどはなくネックコンディションも良好です。ステップアップにもコンサートモデルにもオススメしたい1本です。汎用のハードケースが付属します。
表板:スプルース単板
側板:マダガスカルローズウッド単板
裏板:マダガスカルローズウッド単板
指板:黒檀
下駒:ローズウッド
指板幅:52mm
弦長:640mm
ハードケース付属