独自の工法と方法論で高品質のアコースティックギターを製作している長野県松本市の老舗ブランド"ヘッドウェイ"。多くのアコースティックギターファン、ミュージシャンたちに支持される日本製ギターを代表するブランドのひとつです。本器は、ヘッドウェイのマスタールシアー"百瀬"氏の下でキャリアを積んだ職人たちにより制作されるATBシリーズ、同ブランドを手掛けるディバイザー社の30周年記念、日本の国蝶「オオムラサキ」をモチーフに製作されたリミテッドモデルの"2021 HF-531 SF,S-ESU/ATB"。2021年製USED品です。アディロンダックスプルーストップ、ローズウッドサイド、グラデーション入り桜材&ローズウッド3ピースバック、ワンピースホンジュラスマホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、ゴトーゴールドペグ、ローフレットからハイフレットに向かってオオムラサキの羽ばたきを表現した指板ポジション、オオムラサキインレイ入りベークライト塗りこみピックガード、ヘリンボーントリム、アイボロイドバインディング、34セミフォワードシフテッドスキャロップドXブレイシング。ヘッドウェイは2014年から和材を使用したギター製作を開始、それまで馴染みのなかった和材の可能性を探求しこれからのギター製作に新たな変化を見出しました。本モデルのモチーフとなっている国蝶「オオムラサキ」には「和の探求」と「変化」という同社の思いが込められています。ネックシェイプは薄めのエクストラスリムUネック。ヘッドウェイの歴史上一番スリムに仕上げられたネックで握り込んだ演奏から細やかなフレーズまで幅広く対応できる握りやすいグリップです。やや小ぶりなボディシェイプな為取り回しが良く、抱えやすいサイズ感が特徴。音の立ち上がりも早く、レスポンス良く反応してくれる点もメリットの一つです。アディロンダックスプルース×ローズウッドのファットで厚みのあるサウンドですが、HEADWAYらしい明瞭で芯のある煌びやかなトーンも健在。ストロークでは各弦まとまりの良いサウンド、フィンガーでは華やかに伸びる高音域、繊細なタッチからダイナミックなタッチまでしっかりと対応してくれます。全体的に薄いクロス傷がみられる程度と非常にキレイな状態を保たれています。ネックコンディションも良く、低めに設定された弦高で操作性も抜群です。国産の安心感、サウンドも見た目に負けずリッチで弾く場所や環境問わず演奏できる1本です。高い製作技術を持つ職人の手作業により施されたヘッドや指板、ピックガードのオオムラサキは躍動感さえ感じ、命が吹き込まれたかのような完成度の高さです。国産のクオリティの高さを是非ご体感下さい。オリジナルハードケースが付属します。
Condition:EX+++
Top:Solid Adirondack Spruce
Side:Solid Indian Rosewood &Sakura 3pc.
Back:Solid Indian Rosewood
Neck:Honduras Mahogany 1P
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Head:Gotoh/SXN510V 06M GG
Fingerboard Inlay:Original Sasakia charonda
Rosette:Herringbone
Binding:Ivoloid&Herringbone
Pick Guard:bakelite
Pick up:none
Nut width:43mm
Scale:628mm
Case:Original Hard Case