リゾネーターメーカーの雄、ナショナルの不朽の名作"Style 0"。ナショナルギター社は四十年代に一度倒産してしまいましたが、1988年にナショナル・リゾフォニック・ギターズ(National Reso-Phonic Guitars, Inc)として復活し、今も現代品に触れることができます。この一台も三十年代のシングルコーンタイプを復刻、スタイル0のWeathered Steel仕様。耐候性鋼加工が施されたVINTAGEな風合いを持ったスチールボディ、ハードロックメイプルネック、エボニー指板、ブラックに着色されたメイプルビスケットブリッジ、MOP指板ドット、彫金加工が施されたオールドな風合いのオリジナルチューナー。ネックは機能性を考慮しポリアセタールレジンフィニッシュ、ボディにはサンドブラストでハワイアンシーンが描かれています(1930年から1941年まで製造されていたこの機種には、当時デザインに複数のバリエーションがありました)。大きな音量を出すことを目的とし、ボディの中へ共鳴板を組み込んだ構造となっています。電気楽器が無いその頃では木製のギターの3倍から5倍ほどのボリュームを誇る画期的なギターでした。オールド加工が施されたお品のため、風合いをますボディーのさびなどは見られますが殆ど使用感の見られない極上品。ナショナルの刺繍入りのオリジナルハードケースが付属します。国内流通の少ないモデルで、新品は40万以上の価格になります。ブルース、ハワイアン、ジャズはもちろん、あらゆるギタリストに手に取っていただきたい一本です。
Condition:EX+++
Top:Steel
Side:Steel
Back:Steel
Neck:Hard Rock Maple
Fingerboard:Ebony
Bridge:Maple Biscuit Black Color
Machine Head:Original
Fingerboard Inlay:Dots(MOP)
Rosette:none
Binding:none
Pick Guard:none
Pick up:none
Nut width:46mm
Scale:635mm
Case:Original Hard Case