かつてヘッドウェイ工房の技術顧問をしていた"沖野一義"氏と、ヘッドウェイギターのマスタービルダー"百瀬恭夫"氏により作り出される"Kアーチェリー"。沖野氏がギターのコンセプトとデザインを行い、百瀬氏が製作を担当。百瀬氏は、沖野氏からのデザイン指定だけでなく、材の指定(種類ではなく、堅さや鳴り)をもとに要望に沿ったギターを正確に製作しています。その後、沖野氏の手により最終的な"ボディチューニング"が施され完成されます。本器はローズウッドのDモデル"KD-1 Custom"。イングルマンスプルーストップ、インディアンローズウッドサイド&バック、マホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、ゴトーゴールドペグ、スロッテッドダイアモンド指板インレイ、塗り込みべっ甲柄ピックガード、ヘリンボーントリム、ジグザグバックストリップ、オリジナルノンスキャロップブレイシング。中間的な堅さの材を用いたクリアーな音色で、倍音も中間的なサウンドを響かせる"1"シリーズの本器明瞭かつクリア、それでいてソリッドでなく倍音を含む肉厚な響きをみせるドレッドモデル。ストロークのサウンドは直線的にしっかりとヌケてとび、アルペジオは立体的で分離のよい響きをみせます。良質な材料を使用し、仕上げの精度が高く、美しく、そして弾きやすい。ヘッドウェイゆずりの骨太でコシとハリのあるサウンド。純日本製の響き、どこのコピーでもなく日本で産まれたこの響きを、是非お手元でご体感ください。
・沖野一義
1950年生まれ。1969年に世界的アーチェリー用スタビライザーVバー及びエクステンダーを発明。1973年にはアーチェリーショップ"Kアーチェリー"を開業。ショップの運営とともに大手楽器店の嘱託リペアマンとなる。有名プロミュージシャンのリペアやカスタマイズに携わるようになり、1978年にヘッドウェイの技術顧問として百瀬恭夫とともにギター製作を行う。2011年、三十二年ぶりに百瀬恭夫との共同でギター作りを再開、"K-Archery"にて発売。
Condition:NEW
Top:Solid Engelmann Spruce
Side:Solid Indian Rosewood
Back:Solid Indian RosewoodNeck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
MACHINE HEAD:Gotoh/Gold
Fingerboard Inlay:Slotted Diamonds(MOP)
Rosette:White&Black
Binding:White&Herringbone
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:44mm
Scale:644mm
Case:Original Hard Case