世界でもっとも著名なクラシックギター製作の名門"ホセ・ラミレス"。こちらは1882年、ラミレス1世がギター工房をマドリードに開設してから130年を記念して製作されたエステューディオ・モデル。2012年から2017年の5年間だけ製作された限定モデルです。本器は2013年に製作された中古品。通常はシダートップのモデルですが、スプルースが使用されています。表板に松単板、側板と裏板はローズウッド単板を使用しています。指板は黒檀、駒はローズウッドを使用。ネックにはセドロが使用されています。アマリア・ラミレスが日本の事を思い製作したこのギターのロゼッタには、桜の花をイメージしたデザインが施されています。スペインの伝統を受け継いで作られるこのギターが、心に響くギターとして普及し、発展に繋がっていく事を願い創り出されたモデルです。明るくて、輪郭のはっきりとした豊潤な音色が魅力でシンプルなデザインながら華やかな印象を持つギターです。消耗品のナットは新しい牛骨の物に交換、ボディートップ1弦ブリッジ下に浅い弦飛ばし傷がありますが、その他は使用感も薄く素晴らしい状態がキープされています。新品時の税抜き定価は35万ほどのお品。このクオリティのスペイン製ギターとしては、とてもお買い得な一本だと思います。オリジナルセミハードケース付属。
表板:松単板
側板:ローズウッド単板
裏板:ローズウッド単板
棹:セドロ
指板:黒檀
下駒:ローズウッド
指板幅:52mm
弦長:650mm
オリジナルセミハードケース付属