鎌倉の製作家、古谷武久氏。氏は大屋建氏、松田倫宏氏らの出身校としても知られるアメリカの有名校、ロバート・ベン・スクールを修了後、アーヴィン・ソモギ氏のもとで木工のノウハウを学ぶ経歴を持つ日本の人気ルシアー。2007年よりプライベート工房を開設、実直で確かな作業で質の高い楽器の製作に勤しんでいます。本器はナイロン弦仕様の"Solo Consort Nylon Crossover Claro Walnut"。14fジョイント、カッタウェイ仕様で、ピックアップも搭載された幅広く使って頂ける実戦向きの1本。氏の最新作で、先に開催のSound Messe in Osaka2018でも展示された魅力溢れる1本。トップにスイス"ムーン"スプルース(ムーススプルースは新月伐採された高付加価値材で、音に敏感なルシアー達に近年人気の高い材です)、サイド&バックにはフィギュアド杢が美事なクラロ・ウォールナット(プレゼンテーショングレード)。ワンピースマホガニーネック、エボニー指板、ハカランダブリッジ、ゴトー35G1800ペグ、クラロ・ウォールナットロゼッタ、フィギュアドコアバインディング、フローレンカッタウェイ、ファンブレイシング、L.R.Baggs Elementアンダーサドルピエゾ & Schatten EP-01コンタクトピエゾ搭載(ステレオ出力)。様々なジャンルやプレイスタイルで活用可能なナイロン弦クロスオーバーモデル。ハリのあるクリアなサウンド、しっかりとしたレスポンスを持ちながら、ぼやける様な余分な倍音がコントロールされた整った音色。バランスがよく、ロウフレットからハイフレットまでスムースに発音してくれます。鉄弦からの持ち替えも非常に違和感少なく、かつ本格的に使用可能な造りの1本です。ピックアップ搭載を視野に入れて造られた本器は、ラインサウンドも2系統のマイクを搭載しており音作りも多彩です。(2系統出力にはステレオケーブルと外部2系統アンプもしくはミキサーが必要です。詳しくはお気軽にお問い合わせください。)柔らかな癒しの音色から、アグレッシブなトーンまで、クラシックギターではできない様な演奏も可能にするクロスオーバーナイロンモデル。古谷氏ならではの確かな造りの本器、鉄弦では表現できなかった音色を奏でてください。
Condition:NEW
Top:Solid Swiss "Moon" Spruce
Side:Solid Figured Claro Walnut / Presentation Grade
Back:Solid Solid Figured Claro Walnut / Presentation Grade
Neck:Mahogany 1pc.
Fingerboard:Ebony
Bridge:Jacaranda
Machine Head:Gotoh 35G1800/2R
Fingerboard Inlay:none
Rosette:Figured Claro Walnut
Binding:Figured Koa
Pick Guard:none
Pick up:L.R.Baggs Element & Schatten EP-01
Nut width:48mm
Scale:645mm
Case:Original Hard Case