Steve Klein。50年もの間、ギター業界のトップを走り続ける一人の偉大なルシアーでもあり設計者です。独創的なデザインの一つ一つは人間工学的理論に基づき設計され、発明家的思考でストレスなどが解消されています。しかしそれは彼のアイディアのみで生み出したものではなく、長年築き上げた一流のアーティストとのコミュニケーションなどから得たトライ&エラーから構築されたもので、その一つ一つは実から得たものです。その一つ一つが革新的で先を行く彼のデザインや構造理念がギター業界に与えた影響は計り知れません。現在、KleinギターはSteve Klein氏とその設計を完全に具現化できる熟練ビルダーのSteven Kauffman氏のパートナーシップで製作されています。カフマン氏の技術の高さはクライン氏がパートナーシップとして選んだというだけでも言うまでもないでしょう。天才的な技術の高さでクライン氏の頭脳を具現化しています。本器は2017年の作品USEDです。"457"という約18インチのボトム幅を持つジャンボサイズのモデル。もっともクラインギターらしいサウンドが堪能できる一本です。白肌のシトカスプルーストップ、この上ない質感のCSA RWサイド&バックが採用されています。ローズウッドネック、エボニー指板、CSA RWブリッジ、セパレートサドル、ゴトー510ペグ、ウッド&パールロゼッタ、クリアピックガード、ホリーウッド・バインディング、0フレット仕様。トップ構造はエックスブレイシングと双璧をなすカーシャブレイシングとなります。蜘蛛の巣状に貼り巡らせたクラインギター唯一のスタイルです。Steve Klein氏とSteven Kauffman氏は二人とも伝説的な人達です。カフマン氏はビルダーの間でも有名な腕前の持ち主で、奇想天外なクライン氏の設計を天才的な技術で実現しています。正直、全く免疫のない角度から言葉を失うレベルの凄いサウンドで、音出し一発目で月並みのギターではないことを誰もが理解できるはずです。腹とネックを持っている左手に走る楽器の揺れが尋常ではなく、圧巻のボリュームを身上としています。クリアな中高音はもちろん、バズーカ級の低音の響きが持ち味です。爪が弦に当たる生々しい音まで再生されます。とにかくアクセル全開。こんなブースト感満載のサウンドをほかに知りません。実際に早く確かめていただきたいです。氏のギターは使う木材、デザイン、音色。すべてが個性的ですが、ただの奇抜なギターとはワケが違い、そのすべてが綺麗に混ざり、高い水準で完成されています。経年のラッカー引けによる木の導管のくぼみやヘッドとネックの木継ぎ目に小さく極わずか表面的な塗装の曇りが見られる程度の極上品。ネックのコンディションもストレートで大変良く、プレイアビリティーも極上。商品状態はほぼパーフェクトに近いコンディションをキープしています。新品中古問わず見かけることは稀で、日本においてもなかなか流通することがありません。世界には次元を超えた天才が存在するのだと改めて気づかせてくれる、至高の一品です。オリジナルホワイトカラーカールトンケース付属。
Condition:EX+++
Top:Solid Sitka Spruce
Side:Solid CSA RW
Back:Solid CSA RW
Neck:Indian Rosewood
Fingerboard:Ebony
Bridge:CSA RW
Machine Head: Gotoh 510/Gold
Fingerboard Inlay:none
Rosette:Pearl&Wood
Binding:Holly
Pick Guard:Clear
Pick up:none
Nut width:45mm
Scale:647.7mm
Case:Calton Hard Case(White)