1942年よりJ-45と共に産声をあげ、J-45を14 1/8インチまでダウンサイジングした定番モデル”LG-2”。62年頃にはマイナーチェンジモデルとしてB-25が登場しました。大きな違いとしてはADJサドルの採用、厚めのラージガードが挙げられます。LGと共にギブソンを代表する機種のひとつといえるモデルです。本機は1960年代前半のスペックを持ちインスパイアーされた当時のマンスリーリミテッドの1本。”1960’s B-25 CS”。2018年製極上USED品です。60年代を象徴するチェリーサンバーストカラー、シトカスプルーストップ、マホガニーサイド&バック、ローズウッド指板&レクタングルブリッジ、シングルリングロゼッタ、厚みのあるべっこう柄ラージピックガード、三連ホワイトプラスティックノブのクルーソンタイプペグ、ADJサドル仕様、スキャロップドXブレイシング、43.8mmナット幅のレギュラーネック仕様。特筆すべきはそのサイズ感、スモールボディならではの機動性の高さや取り回しの良さでライブパフォーマンスはしやすく、レコーディング時のサウンドバランスの良さから愛用するミュージシャンも多いモデルです。ネック自体も現代のネックに近く、比較すると若干肉付きのあるグリップで厚すぎず薄すぎずの絶妙な塩梅。親指で握り込むような演奏にも対応出来、握り応えもある演奏性の高さを持っています。ADJサドル特有の音色、ガシャっともジャキッとも表現される音色が特徴的。金属的な音色で切れ味の鋭いパーカッシブなサウンド、もたっとした中低域も無くスッキリとした出音。小柄のボディ特有の立ち上がりの速さも相まり、カッティング等のピックを使った演奏スタイルで良さを体感しやすい音色です。ここまでの切れ味鋭い音色はノーマルスロットのギターでは体感しにくい感覚。ADJ仕様ならではと言えるでしょう。ピックアップにはL.R.Baggs社製のLyricピックアップシステムを搭載。内蔵のマイクでボディの空気感を拾い上げることが出来、ADJサドル特有のガシャっとしたトーンを再現できます。コントローラも1Volで非常にシンプルな構成。繋ぐだけで充分に生音の雰囲気を再現出来る優秀なシステムです。ほんの極僅かなクロスで拭いたような跡こそ見られるものの、新品と見紛う程の極上コンディションをキープされている本器。ネックコンディションも非常に良く、演奏性抜群な状態の1本です。現在では製造されていない仕様、小型のスモールボディモデル。意外と出物の少ないマンスリーリミテッドモデルです。肩肘張らずにリビングでラフに弾ける1本としても、小柄な方が圧迫感なく弾けるギターとしても重宝する1本。お探しだった方は是非お早めに。
オリジナルハードケース付属です。
Condition:EX+++
Top:Solid Sitka Spruce
Side:Solid Mahoganay
Back:Solid Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Rosewood
Bridge:Rosewood
Machine Head:Original/3per Plate Nickel
Fingerboard Inlay:Dots
Rosette:B&W
Binding:White
Pick Guard:Large Toroise Color
Pick up:L.R Baggs Lyric
Nut width:43.8mm
Scale:628.65mm
Case:Original Hard Case