スライド用ハワイアンセットの"O-18K"。1918年から作り始められたスタイル18のコアモデルは、1923にカタログへ掲載がされました。ガット弦からスチール弦へと基本仕様が変更されたのもちょうど同年。"O-18K"はハワイアン音楽のブーム下のアメリカで約18年間に渡り製造されました。本器は1935年製で、O-18K製造の最終年に作られた1本。1934年からはTフレット仕様へと変更のため、ハワイアンセットはスペシャルオーダーメイドでした。オールコアウッドボディ、マホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、オリジナルグローバーセパレートペグ、ハカランダ化粧板、アバロン指板ドット、スキャロップブレイシング、エボニーロッド。ハワイアン仕様なのでこの時期ですがバーフレット仕様です。とてもキレイな状態を保った本器。十分な音量と倍音は、以前の時期に比べ重厚感がありファットな響きです。小傷程度で割れや補修もなく、オリジナルの状態をしっかりと保った1本。OやOOサイズの12fモデルはスタンダードセットに改造されがちなだけにこの時期のこのモデルでこのコンディションはまさにコレクタブルです。この手のスチール/ハワイアンギターの出物は多くありませんので良質な物をお探しだった方は是非要チェックして下さい。その他、詳細はお気軽にお問い合わせ下さい。
Condition:EX+++
Top:Solid Koawood
Side:Solid Koawood
Back:Solid Koawood
Neck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Fingerboard Inlay:Abalone
Rosette:Black&White
Binding:Black&White
Machine Heads:Grover/Original
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:47mm
Scale:630mm
Case:Hard Case